お小遣いはいくらに設定すべき?渡し方は?
渡し方
お小遣いの渡し方にお悩みの場合、まずは毎月定期的に決まった金額を渡すこと(定額制)をおすすめします。
定額制の場合、毎月入ってくる金額が決まっているので決まった予算内でやりくりする収支管理が身につきます。
しかしながら、定額制は何もせずにお金が手に入るため受け身になりがちです。また、欲しいものがあった場合、節約するしか方法がなくなってしまいます。
そこで、お子さんの成長に応じてお手伝いや勉強などを頑張ったときにお小遣いを渡す報酬制を組み合わせるのがおすすめです。
報酬制の場合、自分で稼ぐという疑似体験ができるので、お金は何もせずに得られるものではないという感覚を早くから身につけることができます。また、買いたいものがあった場合、自分で頑張ることで目標に近づくことができます。
はじめは定額制で収支管理を学び、年齢が上がり友達同士で出かけるタイミングが増えてきたら報酬制も取り入れるなど、子どもの年齢やライフスタイルに合わせて、見直していくといいでしょう。
金額
お小遣いの金額は、行動範囲や金銭感覚の成長度合いが変わるためお子様の年齢・学齢に応じて渡す金額を変えるご家庭が多いようです。(下表参照)
学年 | 平均金額 |
小1〜3生 | 549円 |
小4〜6生 | 913円 |
中学生 | 2,213円 |
高校生 | 4,967円 |
また、それぞれのご家庭で「お小遣いの金額に含めるもの・含めないもの」を工夫されているケースもあります。以下はその一例です。
- 少し多めに渡すかわりに遊びに行くときの交通費等も含める
- 学校で必要なもの(文房具等)は都度親が支払う
- 書籍はお小遣いとは別に親が支払う
上記を参考にお小遣いとして渡す渡し方や金額を決め、お子さまとコミュニケーションをとりながら定期的に見直す機会を設け、各ご家庭でアレンジしていきましょう。