ほしい物リストを作ってみよう
👍 おすすめポイント
限られた予算の中でほしい物の優先順位がつけられるようになり、計画的にお小遣いが使えるようになります。目標を持つことで自制心が育まれ、衝動的な買い物や後悔する買い物が減るようになります。
🗓️ トライ期間
まずは1時間ほど時間を確保してリストを作成します。ほしい物の優先順位をつけられるようになるまで、毎月続けてみるといいでしょう。
🏃♀️ほしい物リストのはじめかた
STEP1:ほしい物をリストアップする
まずは子どもが欲しいと思うものをどんどんリストアップします。付箋に書き出していくとその後の作業がラクになります。
リストアップする際のポイント:
・金額などは気にせず自由に書き出す
・お金のかかる体験や、いますぐできなくても将来やりたいことも想像してリストアップする
・あらかじめ子どもが買うものと親が買うものはしっかりと区別する
・日々、欲しいもの、やりたいことが出てきたときにメモをしておくと良い
STEP2:ほしい物の優先順位をつける
リストアップしたほしい物の個数・値段をそれぞれの付箋に記入します。ほしい物の値段を知らない場合もあるので、親子で一緒に調べると金銭感覚が身につくでしょう。その後、なぜほしいのか、一つひとつ理由を考えながら優先順位をつけていきます。付箋を重要度の高い順に上から並べ、貼り替えていくといいでしょう。
優先順位のつけ方のコツ:
判断の基準に迷うときは、下記項目で検討してみましょう。
・使用頻度:1ヶ月/1年に使う頻度が高いのか、低いのか
・価格:単純に高いか、安いか
・重要度:本当に必要なものか、なくても困らないけれど欲しいものか
・緊急度:いつまでにほしいのか、直近なのか、1年後なのか
・直感度:感覚的にどの程度欲しいのか
各項目を1〜5でスコアリングをして、合計点で優先度を決めてもOKです
STEP3:計画を立て、実践をする
リストを見ながら、お小遣いの範囲内で購入できるのかチェックします。ほしい物が高額で買えない場合は、いつまでに欲しいかを考え、毎月いくら貯めればいいのか計画を立ててみましょう。シャトルペイの貯金機能を使うのもオススメです。さらに、リストを元にすぐに実践するのではなく、少し寝かせておくといいでしょう。欲しいと思っていたものが、何日か経過すると欲しくなくなることもあります。本当にほしいものが何か、見極める力を身につけましょう。
親が関わる際のポイント:
親のほしい物リストを子どもと一緒に作ると、優先順位のつけ方がわかったり、お互いの価値観を知るきっかけになります。子どもがほしい物ややりたいことを応援したいと思えば、それを伝えて資金援助をしてもいいでしょう。