毎月決まった額を貯金してみよう

👍 おすすめポイント
子どもの頃からの貯金習慣は、大人になっても役立つ大切なスキルです。実際に、多くの大人が貯金をできていないという現状があります。 子どものうちから貯金する習慣を身に付けることで、大人になってからお金のやり繰りで困らずにすみます。また、毎月決まった額を貯める過程で、目標達成の成功体験を積み重ねることも期待できるでしょう。
🗓️ 期間
貯金習慣の定着を目標に、終了期間は設定せず、長期的な取り組みとしてはじめましょう。 始める時期としては、お小遣いを定額で与え始めるタイミングが理想です。

🏃‍♀️トライのポイント

STEP1:なぜ貯金が大切なのか伝えよう

貯金は若いうちからの習慣化が重要となるため、大人の視点も交えて子どもに伝えてみましょう。実際、多くの大人が資金管理に苦労しているのが現状です。政府の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」によると、貯蓄率は全国平均で約11%とのことです。
この状況を踏まえると、貯金する金額の目標はお小遣いの1割程度とするのがよいでしょう。余裕がある場合や、お金を使う機会が少ない子どもなら、3割まで引き上げることも検討してみてください。
貯金には、緊急時への備えという役割があります。例えば「お父さんがケガや病気、失業など、収入が減少したときは、貯金を切り崩すことで今の生活を維持できる」と、起こりうる状況を説明してあげると、子どもが貯金の重要さを認識しやすくなるでしょう。
また、将来の夢の実現や欲しいものを買うための資金としても役立ちます。このように、貯金の重要性を大人の視点から子どもと共有し、理解を深めながら、日常的な習慣として定着させることを目指します。

STEP2:毎月のお小遣いからいくら貯金するのか決めよう

毎月の貯金は、お小遣いを定額制にすると始めやすいです。このとき、親が一方的に決めるのではなく、子どもと相談して「使うお金」と「貯めるお金」を分けましょう。目標は「毎月のお小遣いから1~3割貯める」「○○円貯める」など、具体的に設定します。
子どもが能動的に貯金しようと思えるように、ゲーム形式にしたり、進捗を可視化したりする工夫も効果的です。このような取り組みをサポートするツールとして、シャトルペイの貯金機能がおすすめです。貯金額が一目でわかり、目標達成が近づく楽しさを感じられるでしょう。
一定額まで貯まったら、子どもと一緒に銀行口座に預け入れましょう。利息が付くため、手元に置いておくよりもお金が少し増えます。銀行口座に預けることは、効果的な貯金方法であるだけでなく、子どもが利息の基本的な考え方を理解するよい機会にもなります。
参考)シャトルペイの貯金機能

STEP3:毎月貯めた金額と合計額を確認しよう

月に1回、貯めた金額を親子で確認し、進捗を記入する時間を作りましょう。貯まっていく数字を一緒に見ることで親子のコミュニケーションが深まり、子どものモチベーションも上がります。
シャトルペイを使用している場合、親が毎月の貯金額や買い物履歴を確認できます。マンスリーレポートでは、カテゴリ別の状況から子どもの変化や成長に気づけるので安心です。
 
💡
少額でも継続していくことが大切
貯金をしていれば、子どもが欲しい物を買いたくなることもあるでしょう。貯めたお金で購入すること自体は問題ありません。その場合は一時的にでも貯金計画を見直し、少額であっても継続できるようにすることが大切です。
子どもから「貯金が苦しい」という声があれば、継続しやすいように、毎月の貯金額を一時的に減らすことも検討してください。貯金は金額に関係なく、続けることが大切です。少額であっても貯金に取り組むことで、子どもがお金の大切さを理解できるようになります。
子どもの頃に身につけた習慣は、大人になっても引き継がれます。貯金の習慣を通じて、将来の経済的自立につながる基礎を築いていきましょう。