欲しいものを買うために目標設定してみよう
👍 おすすめポイント
欲しいものを買うために貯金する目標を立てることで、やり遂げたという成功体験を積み上げられます。目標に向かって取り組む中で、我慢する力も身につきます。目標を達成したときの喜びは子どもの大きな自信につながり、貯金以外の他のことに取り組む際の糧となるでしょう
🗓️ 期間
最初は短期間で達成できる目標がおすすめです。例えば、ゲームやマンガを2、3回我慢すれば買えるくらいの金額目標からスタートしてみましょう。
🏃♀️トライのステップ
STEP1:欲しいものの金額を確認しよう
子どもに欲しいものを具体的に決めてもらいます。欲しいものが複数ある場合「どれが一番必要か」「どれが長く使えるか」などの判断基準を与えつつ、目標とするものを一緒に考える時間を作りましょう。親子で一緒に考えると子どもが自分の気持ちを整理でき、一番欲しいものを決められます。
次に、子どもと一緒に欲しいものの値段を調べましょう。実際に調べてみると、手に入れるために必要な時間と労力をイメージできるようになります。このような作業を通じて、子どもは自分のお小遣いで「どうすれば買えるのか」を考える習慣を身につけるきっかけになるでしょう。
STEP2:欲しいものが手に入る期間を計算しよう
子どもと相談して、貯金の方法を決めましょう。例えば、お小遣いから一定額を貯金する方法や、普段お金を使わない子なら目標額まですべて貯める方法が挙げられます。貯金方法が決まったら、欲しいものが手に入る期間を計算しましょう。例えば、1,000円の目標に対して毎月100円貯めるなら、10ヶ月かかります。
また、毎月貯金する金額を増やすために、節約方法を提示してあげることも効果的です。欲しいものが手に入るまでは必要でないものは我慢したり、他のもので代用したりできないか考えてみるとよいでしょう。
子どもと一緒に目標達成するまでの道のりをシミュレートすることで、具体的にイメージできます。目標設定して自動で積み立てができる、シャトルペイの貯金機能も、ぜひご活用ください。
STEP3:進捗を記録しよう
貯金の進み具合を子どもと一緒に記録しましょう。親子で進捗を確認すると、子どものやる気が続きやすくなります。
進捗を記録する際は、必要に応じて計画の見直しや修正も行います。例えば、進みが遅ければ月の目標額を増やしたり、お手伝いの報酬を貯金に回したりするのも良いでしょう。これは労働の対価としてお金を手に入れられるという経験も積めます。
反対に、貯金の進捗が良ければ期日を前倒しすることも検討してみてください。
進捗の記録の残し方:
- お小遣い帳に記入する
- 目標額の一定額ごとに区切りをつけ、シールを貼る など
- シャトルペイの貯金機能を使う
STEP3:目標額が貯まったら一緒に買いに行こう
目標額が貯まった際は、子どもと一緒に買い物に行きましょう。このとき、目標額を貯められた結果だけでなく「毎月コツコツ貯めて、○ヶ月で目標達成だね」と努力の過程を振り返り、しっかり褒めてあげてください。
目標達成の様子を写真や記録で残すと、子どもの自信が高まり、次の挑戦への意欲が増します。目標達成後は貯金の習慣を継続させるためにも、新たに目標を設定しましょう。
貯めている途中で他のものが欲しくなったら?
子どもが貯金している最中に、他のものが欲しくなるケースもあります。そんなときは、親が過度に干渉せず、アドバイス程度に抑えます。大切なのは子どもの自主性を尊重し、判断に任せることです。
「これを買ったら欲しいものが遠のくけど大丈夫?」「今欲しい物と最初に買った物、どっちが大切?」などのアドバイスであれば、子どもの判断力を養う機会となるでしょう。
アドバイスを与えた結果として、子どもはお金を衝動的に使って「我慢してそのまま貯めておけばよかった」と後悔するかもしれません。しかし、この経験は次の目標を目指す際の貴重な教訓となります。
他のものが欲しくなったとしても否定せず、子どもに判断する機会を与えることが大切です。