ニーズとウォンツに分けてみよう

👍 おすすめポイント
ニーズとウォンツの違いを知ることで、物事の優先順位を考えられるようになります。その結果、計画を立てて買い物ができるようになり、お金の使い方に関する金銭感覚が身に付きます。
🗓️ トライ期間
まずはお小遣いをあげ始めるタイミングや無駄使いをしてしまったときなど、時間があるときに親子で取り組みます。子ども自身が計画を立てて買い物ができるようになるまで続けてみましょう。
 

🏃‍♀️ニーズとウォンツのはじめかた

STEP1:ニーズとウォンツの違いを学ぶ

「ニーズ」とは、生活に必要なもの、なければ困るもの、「ウォンツ」とは、必要ではない、なくても困らないけれど欲しいもののこと。ニーズを優先してから、ウォンツを満たしていくのが基本です。
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ニーズの例:昼食代、学校や習い事までの交通費、学校で必要な文房具、部活で必要なスポーツ用品など ウォンツの例:お菓子、ゲーム、おもちゃ、本・雑誌、洋服や装飾品、友達と一緒に食べるご飯代などの交際費、など

STEP2:ニーズとウォンツに分ける

ほしい物リストを作成してから、ニーズとウォンツに分類します。すでにお小遣いを渡しているのであれば、今まで購入したものを元に分類してもいいでしょう。シャトルペイの利用履歴にあるメモ機能を使えば、購入したものに対してニーズ・ウォンツと簡単にメモを残すこともできます。

STEP3:定期的に親子で振り返る

ほしい物リストを元に計画を立てて買い物をします。実際に買い物をする前に、ニーズかウォンツか一度考えて自問自答し、ウォンツにお金を使っていいのか考え、今日はウォンツを我慢するといった自分を律する経験や物事に優先順位をつける習慣が身に付くことが重要です。お小遣い帳を振り返る際に、買ったものがニーズかウォンツか分類して見直しをするのもいいでしょう。
 
💡
全部ウォンツになってしまったら? お小遣いはウォンツ用途のお金しか渡していない家庭もあると思います。その場合、学用品などニーズに分類されるものも子どもに任せてみましょう。もしくは、ニーズとウォンツで分けるのではなく、「買ってよかった」「買わないでもよかった」というように、ウォンツだけでも満足度の高さで分類するのもオススメです。