お小遣い帳をつけてみよう
お小遣い帳をつけてみよう
👍 おすすめポイント
お小遣いの使い方を定期的に振り返ることで、自分の支出の傾向や無駄遣いなどの改善ポイント、いい買い物の仕方に気づきやすくなります。
衝動買いが減り、持っているお金の範囲内で計画的にお金を使えるようになります。
🗓️ トライ期間
まずは1ヶ月間続けて、自分の収入や支出のパターンを把握します。2〜3ヶ月続けると習慣化されていきます。長くても半年ほど続ければ、自分でお小遣いの予算を立てて計画的にお金をやりくりする力がついていくでしょう。
🏃♀️お小遣い帳のはじめかた
STEP1:お小遣い帳を準備しよう
まずは子どもに、お小遣い帳をつける目的を説明します。そもそもお小遣い帳はお金を計画的に使う練習をするため。収入や支出の流れを頭の中に記憶しておくことは難しいので、お小遣い帳に記録を残して視覚的に把握することが大切だと伝えます。自分のお金の使い方のくせに気付き、改善していくでしょう。
その後、お小遣い帳を子どもと一緒に選びます。お小遣い帳を長く続けるためにも、最初はシンプルなフォーマットのものから子どもに選ばせるとよいでしょう。
お小遣い帳を導入するタイミングは?
定額制おこづかいを始める際に、おこづかい帳の記帳を条件にするのがおすすめです。すでにお小遣いを渡している家庭は、比較的時間のある長期休みのタイミングや、子どもが無駄使いをしてしまったときにはじめましょう。
参考)こづかい帳(おこづかいきろく):
STEP2:お小遣い帳を記録しよう
収入(お小遣い)と支出(使ったお金)、残高といった簡単な項目を毎日記録することから始めます。最初は親がサポートし、少しずつ子どもが自分で記録できるようにします。慣れてきたら、日にちや金額だけでなく、利用した場所、買ったものの内容などを記録しておくと振り返りがしやすくなります。
子どもが記録するのを忘れる場合は?
シャトルペイの「買い物記録」を使うと自動で利用履歴が記録されるので便利です。コメントや写真の追加もできるので日記のように活用することもできます。現金の買い物も、アプリ上で日にち、金額などを入力して買い物記録に追加することが可能です。
買い物後にレシートの写真を撮って追加するだけでも、記録漏れを防ぐのに役立ちます。
STEP3:定期的に親子で振り返ろう
はじめは週に1回、慣れてきたら月に1回、お金の使い方を親子で振り返ります。子ども自身が無駄使いに気付いたり、上手に買い物ができたことを承認したりできるといいでしょう。
シャトルペイの「レポート機能」を使えば、月ごとに使ったお金の推移や曜日・時間帯別の買い物回数、お店別の支出のランキングも把握することができ、自分のお金の使い方の癖や価値観に気づくことができます。
お小遣い帳がなかなか続けられないときは?
子どもがお小遣い帳をつけ続けるのは根気がいる作業です。習慣化するまでは、子どもが買い物をした日やお小遣い帳を渡したタイミングで声をかけましょう。
”寝る前の1分で記録する”など、時間を決めて日課にするのがオススメです。
親が定期的にお小遣い帳を確認して、記録していることをほめてあげると子どものやる気にも繋がります。そのときに、多少の誤差があっても目くじらを立てるのではなく、やさしくサポートしていく姿勢が重要です。記録を忘れたときも子どもを責めずに、記録を続けることが大事だと教えて次の記録から再スタートするように促します。親子でコミュニケーションを取りながら、楽しんで続けられるといいですね。