子どもの興味を育て挑戦を応援しよう
👍 おすすめポイント
子どもが夢中になれることや好きなことに気づくことで、自分で挑戦するようになります。活動を深めていく過程で将来のキャリア形成について主体的に考えるようになります。親も子どもの興味を理解して、応援やサポートをすることができます。
🗓️ トライ期間
すぐに結果が出る取り組みであれば数週間から1ヶ月程度、長い期間が必要な仕事であれば3ヶ月から半年間を目安に行うのが望ましいです。短期的な成果よりも、振り返りをしながら継続して取り組むことが大切です。
🏃♀️トライのはじめかた
STEP1:興味のあることから、目標を設定しよう
まずは自分が興味があること、得意なことを洗い出し、自分で挑戦してみたい活動を考えます。例えば、料理が好きなら献立作りやおやつ作り、自然が好きなら野菜の栽培、手先が器用なら裁縫などです。活動内容が決まったら、目標を設定します。「週に1回〇〇をする」「〇個作成する」など、具体的に目標を設定した方が行動に移しやすくなるでしょう。
STEP2:目標に向けて活動する
自分が決めた目標に向けて活動をします。親は活動を続けやすい環境を整えたり、必要な道具を提供したり、サポートしてあげましょう。子どもと一緒に進捗を確認し、感謝の気持ちやよかった点、改善した方がいい点など、適切なフィードバックを伝えます。たとえ失敗したとしても、子どもに自信を持たせる声がけをしてあげましょう。子ども自身も続けていきたい活動なのか、自分の価値観にあっているかなど振り返りましょう。
必要に応じて報酬を決めてサポートする
親からの励ましの一つとして、報酬を設定してもいいでしょう。報酬はお金だけでなく、特別な時間を過ごすことや、小さなご褒美など、子どもがやる気を感じるものを選びましょう。報酬を渡すことで、達成感をより一層強く感じられるようにします。
もちろん報酬がなくても、親が積極的に興味を持ち、子どもの活動を応援することが最大のモチベーションとなります。共に目標を設定し、達成した喜びを共有することが、子どもの自己肯定感や自信につながるでしょう。
STEP3:やりがいから将来のキャリアについて考える
好きなことや夢中になっている活動を続ける中で、その活動が将来どんな仕事につながるかを親子で考えましょう。コミュニケーションが得意なら営業職やサービス業、絵を描いたり物を作ったりするのが好きならアーティストなど、具体的な仕事を子どもに教えてあげましょう。
さらに、その仕事に就くためにはどんなスキルや経験が必要か、調べてみます。好きなことが将来どのように役立つかを理解し、将来の夢や目標について考えるきっかけになるでしょう。
子どもがすぐに飽きてしまったら?
無理に続けさせるのではなく、新しい興味を探すチャンスと捉えましょう。興味があることを複数並行して探ってみたり、今までと違う分野に挑戦したりすることも有効です。興味のあることを見つけるプロセスも大切です。